協議会の設立経緯

2008年10月に日本、米国、欧州、アジア各国の医療業界の関係者に参加いただき「GS1ヘルスケア東京国際会議」を開催しました。この国際会議の開催後、国内の関係業界の皆様のご要望及びご支援をいただき、2008年12月および2009年3月には協議会設立のための準備会を開催し、設立発起人の皆様(下記参照)の御尽力御支援をいただき、5月28日に「GS1ヘルスケアジャパン協議会」(事務局(財)流通システム開発センター)を設立いたしました。

設立発起人会 (平成21年5月26日現在・敬称略・あいうえお順)

エーザイ物流(株)

副センター長 村井 博行

エドワーズライフサイエンス(株)

社長 ケイミン・ワング

NTT東日本関東病院

院長 落合 慈之

オリンパスメディカルシステムズ(株)

社長 森嶌 治人

国際医療福祉大学大学院

院長 開原 成允

サクラグローバルホールディング(株)

会長 松本 謙一

ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)

バイスプレジデント
松永 修一

コヴィディエンジャパン(株)

社長 野田 良

日本医薬品卸業連合会

会長 松谷 高顕

日本医療機器販売業協会

専務理事 衛藤 久司

日本光電工業(株)

会長 荻野 和郎

MSD(株)

生産本部 ディレクター 
渡辺祐一

(株)メディセオ・パルタックホールディングス

社長 熊倉 貞武


役員・運営委員会の紹介

役員の構成 (平成22年6月10日現在) 

会長

落合 慈之

NTT東日本関東病院長

副会長

大江 和彦

東京大学大学院医学系研究科
医療情報経済学分野 教授

副会長

松谷 高顕

日本医薬品卸業連合会副会長

副会長

松本 謙一

サクラグローバルホールディング
代表取締役会長

監事

渡辺 祐一

MSD(株)生産本部グローバルテクニカルオペレーションズ日本担当 ディレクター


運営委員会の構成 (平成23年6月10日現在)   

NTT東日本関東病院 落合 慈之

個人会員

東京大学 医学部附属病院 企画情報運営部
副部長 美代 賢吾

個人会員

エーザイ物流(株)

正会員

エドワーズライフサイエンス(株)

正会員

オリンパスメディカルシステムズ(株)

正会員

サクラ精機(株)

正会員

ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)

正会員

コヴィディエンジャパン(株)

正会員

東邦薬品(株)

正会員

日本光電工業(株)

正会員

MSD(株)

正会員

(株)メディセオ

正会員


具体的な活動内容

具体的には、下記の活動を行います。
(1)運営委員会および作業部会の設置による標準化活動・研究活動を行います。

  1. 医療機器・材料の製品識別のあり方(ユニークデバイス識別など)について検討研究を行ないます。
  2. 医療用医薬品の製品識別のあり方について検討研究を行ないます。
  3. 医療機関における識別技術の利用による医療安全のあり方について検討研究を行ないます。

現在、セミナーと作業部会を設けて活動をしています。
○基礎セミナー(事例研究会)
○利用課題解決部会
○電子タグ利用部会
○国際動向研究部会
○機器・機材マーキング部会

 
(2)欧米医療業界が参加する「GS1ヘルスケア国際会議」への参加および情報発信(事例発表、ワークチーム参加)、さらに情報収集を行い、会員企業の標準化、システム化の基礎資料とします。
(3)欧米医療調査団(主催 流通システム開発センター)への参加を通して、欧米医療業界の製造業・卸販売業・医療機関などの業務システムの見学を行なうと共に欧米の行政当局、業界団体と医療安全実現のための情報交換、情報共有を行ないます。
(4)上記の活動をもとにして、行政当局との情報交換、行政当局への提言を行ないます。

協議会の目的

この協議会は、日本の医療業界における医療安全(患者安全)、物流の効率化、高度化、医療事務の効率化、トレーサビリティの確保及び医療事故の防止を図るために、バーコード、2次元シンボル、電子タグ等の製品識別技術を活用し、国内外の業界団体、行政当局、その他の標準化推進機関とも情報連携して標準化普及推進の諸事業を実施し、医療業界の発展に貢献することを目的にしています。

製造業、卸販売業、医療機関の三者による医療安全、患者安全、流通の高度化、トレーサビリティ構築等の課題について、欧米医療業界の動向を踏まえつつ、その解決をめざします。

>> 製造業・卸販売業・医療機関における医薬品・医療機器サプライチェーン未来図 ( 119KB)

※プリントする場合はA-3用紙に出力してください。

直近の活動として

直近の協議会活動としては、2009年6月に米国で開催されました「GS1ヘルスケアワシントン国際会議」に日本医用機器工業会様より講師を派遣いただき、鋼製器具のレーザーマーキング・読取技術評価について欧米参加者に向け御発表いただきました。

2009年夏には「欧米医療情報システム実態調査団」(8月26日から9月6日)に参加し、英国厚生省、米国食品医薬品局(FDA)等行政当局を訪問するとともに、欧米各地の医療機関(薬剤管理システム、病棟管理システム、中材管理システム、購買システム等)を見学しました。
医療機器や材料のユニークデバイス識別については、FDA CDRH(放射線医療機器センター)を訪問し、義務化の進捗状況、その他についてヒアリングを行いました。
2009年10月にGS1ヘルスケア香港国際会議(10月6日から10月9日)に参加、日本における医療機関の取り組み事例として、京都第二赤十字病院田中聖人先生から「Management Analysis for Patient Safety using GS1 Standard Codes:GS1標準コードを利用した患者安全実現のための分析管理」と題し、欧米アジアの参加者に対して御発表いただきました。

2009年11月下旬、「基礎セミナー(事例研究会)」、「利用課題解決部会」、「電子タグ利用部会」、「国際動向研究部会」、また2010年7月より新たに「機器・機材マーキング部会」等、作業部会活動を始めました。

2010年6月の通常総会で「機器・機材マーキング部会」の設立が承認され、鋼製器具の標準データ表示項目、マーキング技術等の運用方法を検討する具体的活動を開始しました。2010年6月にはGS1ヘルスケアジュネーブ国際会議(6月22日から6月24日)に参加し、日本の事例発表として、東京医療保健大学山下和彦先生から「Identification of Surgical Instruments with RFID:電子タグを利用した医療器具の製品識別」と題し、欧米業界参加者に発表いただきました。また、RFIDの読取り機器展示も会場内で行いました。 2010年11月にGS1ヘルスケアシンガポール国際会議(11月9日から11月11日)に参加し、故開原会長から「What is required to the medication in the 21st century:21世紀の医療には何が求められるか」を、伊丹市病院事業管理者中田精三先生からは「Evolution for patient safety using laser marking on surgical instruments in Japan:日本における手術器材のレーザーマーキング活用による患者安全評価」と題して、欧米アジア参加者に対して発表いただきました。

2011年4月米国の卸売業物流センターを視察(4月4日・5日)し、イーペディグリー(電子履歴管理)の卸売業としての対応動向を調査、そしてGS1 ヘルスケアワシントン国際会議(4月6日から4月8日)へ参加しました。
データマトリックス専門WGでは日本の鋼製器具二次元シンボル表示ガイドライン」について村中医療器椛コ田氏が、鋼製器具二次元シンボルの病院活用事例について流開センター黒澤が発表しました。

4つの部会のうち、利用課題解決部会は、医療機関におけるGS1-128バーコードによる業務システムの利用上の課題を研究調査、電子タグ利用部会ではメーカー・卸売業間の電子タグ利用のあり方について調査研究、また国際動向研究部会ではGHTF(医療機器仕様の国際整合確保タスクフォース)のユニークデバイス識別提示に対するパブリックコメントのとりまとめ、機器・機材マーキング部会では、鋼製器具の二次元シンボルマーキングの運用ガイドの作成等々の諸活動を行っております。

会員募集中

以上、本協議会の活動主旨にご賛同いただき、医療業界の皆様に広くご入会いただきたく、ご案内申し上げます。業界の皆様の多数のご入会をお待ち申し上げます。

入会申込書はこちらよりダウンロードしてください

「鋼製器具マーキング運用ガイド(正誤表付)」を公開

機器機材マーキング部会では、平成22年度の活動の1つとして「鋼製器具マーキング運用ガイド(正誤表付)」を今般まとめました。
医療機関手術部、中央材料部門での個別トレサビリティ管理、機器の使用回数把握、新規や補充機器購入時点でのデータ活用、病院資産管理、減価償却管理等のニーズをもとに運用ガイドが作成されました。英国厚生省やフランス国家標準規格との国際整合も確保されている仕様内容です。

「鋼製器具マーキング運用ガイド(正誤表付)」は、協議会のすべての会員および業界の皆様に情報共有、広報を図りたいとの機器機材マーキング部会の方針により、会員限定ではなく広く閲覧できるように協議会トップページに掲載しています。


鋼製器具マーキング運用ガイド(正誤表付)はこちらよりダウンロードしてください
ya 日本語版
ya 英語版