GS1事業者コード登録・更新制度の改定について

新制度における変更点のポイント

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今回の改訂のポイントは以下の通りです。
詳細につきましては下記リンク先をご参照ください。

(1)GS1事業者コードの登録更新手続きのサイクルを3年ごとから1年ごとの更新もしくは登録内容確認に変更

変化のスピードが益々速まっている事業活動に対応して、現在3年ごとに実施しているGS1事業者コード登録更新手続きを、有効期限が2021年10月以降の事業者からGS1各国の情報管理水準に合わせて、1年ごとに変更いたします。

<適用時期と対象事業者>
  • 有効期限が2021年10月以降の既存の事業者
  • 2021年8月以降、新規にGS1事業者コードの登録申請する事業者

(2)GS1事業者コード 標準タイプとして貸与する桁数に10桁を追加

これまで当財団では、事業者が必要とする商品アイテム数に応じて、9桁(または一部7桁)のGS1事業者コードを貸与してまいりましたが、2021年8月以降はこれに加えて、10桁のGS1事業者コードの貸与も開始いたします。

<適用時期と対象事業者>
  • 2021年8月以降、新規または、追加してGS1事業者コード 標準タイプの取得を希望する事業者で、商品アイテム数の利用予定数が100アイテム以下の事業者

(3)GS1事業者コード・短縮タイプの貸与ルールの変更

現在GS1では、サイズの小さな商品に使用する短縮タイプのバーコード(GTIN-8)については、特にコード資源が限られていることから、1商品アイテムごとに8桁のGTIN-8ワンオフキーを1コードずつ貸与する方式へルールを変更しています。
これまで当財団では、一定条件のもと短縮タイプのバーコードの必要性が認められた事業者には、6桁のGS1事業者コードを貸与してまいりましたが、2021年8月以降は国際ルールに合わせて、1商品アイテムごとにGTIN-8ワンオフキーを貸与する方式へ変更いたします。
GTIN-8ワンオフキーはインターネット申請のみとなります。

<適用時期と対象事業者>
  • 有効期限が2021年10月以降の既存の事業者
  • 2021年8月以降に新規でGS1事業者コードを登録した事業者

(4)GLNワンオフキー・13桁の貸与を開始は中止

 2019年6月27日のプレス資料にて、事業者に対して13桁のGLNを1コードずつ貸与する「GLNワンオフキー」の貸与について発表。2020年9月9日のプレス資料にて、その運用開始時期を、2022年5月以降(予定)と発表しておりました。
 しかしながら、GLNの再利用停止などGS1のルールの見直しや、国内でもコードの標準化の機運が高まりつつあることから、将来、GLNの利用場面が広がる可能性があります。はじめは1~2個程度のGLNで十分でも、その後追加が必要となり、「GLNワンオフキー」ではかえって使い勝手が悪くなるおそれが出てきました。
 検討の上、GS1事業者コードを基にしたGLNの設定、利用が、事業者の皆様にとって最も望ましいという結論に至り、GLNワンオフキー・13桁の貸与に向けた整備を中止することとしました。

(1)GS1事業者コードの登録更新手続きのサイクルを3年ごとから1年ごとの更新もしくは登録内容確認に変更

<適用時期と対象事業者>

  • 有効期限が2021年10月以降の既存の事業者
  • 2021年8月以降、新規にGS1事業者コードの登録申請する事業者

変化のスピードが益々速まっている事業活動に対応して、現在3年ごとに実施しているGS1事業者コード登録更新手続きを、2021年8月以降はGS1各国の情報管理水準に合わせて、1年ごとに変更いたします。
GS1事業者コードに関わる情報がよりタイムリーに更新されることにより、GS1事業者コードやGTINなどの正確性や信頼性が高まり、GS1標準の変更にもスピーディに対応可能になるなど、事業活動の円滑化が期待されます。また、登録申請料および更新申請料は、従来の3年払いに加えて、新たに1年払いの選択が可能となり、事業活動に合わせてより柔軟でムダのない登録更新手続きとなります。

(改定のポイント)

  1. 2021年8月以降、GS1事業者コードの登録更新手続きは、1年ごとの更新もしくは登録内容確認が必要となります。
  2. 登録申請料および更新申請料のお支払いは、1年払いと3年払いの選択制となります。
  3. 本変更は、GS1事業者コード 標準タイプ(9桁、7桁)、短縮タイプ(6桁)に加えて、2021年8月から新設されるGS1事業者コード10桁、およびGTIN-8ワンオフキーの登録更新手続きから適用されます。

3年更新から1年更新への切替イメージ図

(2)GS1事業者コード 標準タイプとして貸与する桁数に10桁を追加

<適用時期と対象事業者>

  • 2021年8月以降、GS1事業者コード 標準タイプの取得を希望する事業者で、商品アイテム数の利用予定数が100アイテム以下の事業者

これまで当財団では、事業者が必要とする商品アイテム数に応じて、9桁(または一部7桁)のGS1事業者コードを貸与してまいりましたが、2021年8月以降はこれに加えて、10桁のGS1事業者コードの貸与も開始いたします。
これにより、近年のネット販売の普及などに伴って急増しているアイテム数が少ない小規模事業者などにおいても、より適切な桁数によるGS1事業者コードの貸与が可能となり、コード資源の有効活用の促進が期待されます。

(改定のポイント)

  1. 2021年8月以降、GS1事業者コードの取得を希望する事業者で、商品アイテムコードの利用予定が100アイテム以下の事業者には、10桁GS1事業者コードの貸与を開始します。
  2. 登録後、取り扱いアイテムが増えた事業者は、必要なアイテム数に応じて複数のGS1事業者コードの追加申請が可能です。
  3. 10桁GS1事業者コードは、1000コード(9桁GS1事業者コード100コード、7桁事業者コード1コードに相当)までは登録更新料の追加はありません。
  4. 10桁のGS1事業者コードは、GTINのみではなく、GLNなどの各種GS1識別コードとしても利用できます。
  5. 既に9桁または7桁のGS1事業者コードを取得、使用している事業者は、現在使用しているコードをそのまま利用できます。コード体系の変更はありません。

GS1事業者コード別のGTIN設定例

(3)GS1事業者コード・短縮タイプの貸与ルールの変更

<適用時期と対象事業者>

  • 有効期限が2021年10月以降の既存の事業者
  • 2021年8月以降に新規でGS1事業者コードを登録した事業者

現在GS1では、サイズの小さな商品に使用する短縮タイプのバーコード(GTIN-8)については、特にコード資源が限られていることから、1商品アイテムごとに8桁のGTIN-8ワンオフキーを1コードずつ貸与する方式へルールを変更しています。
これまで当財団では、一定条件のもと短縮タイプのバーコードの必要性が認められた事業者には、6桁のGS1事業者コードを貸与してまいりましたが、2021年8月以降は国際ルールに合わせて、1商品アイテムごとにGTIN-8ワンオフキーを貸与する方式へ変更いたします。
なお、標準タイプのバーコード(GTIN-13)は、縮小(注3)することにより、短縮タイプのバーコード(GTIN-8)とほぼ同程度のサイズに小さくすることが可能です。
今後は可能な限り、GTIN-8に代えて、GTIN-13のご利用をお願いいたします。
GTIN-8ワンオフキーはインターネット申請のみとなります。

(改定のポイント)

  1. 2021年8月以降、新規または追加で短縮タイプのバーコードの取得を希望する事業者には、1商品アイテムごとにGTIN-8ワンオフキーを貸与いたします。
  2. GTIN-8ワンオフキーを取得するには、GS1事業者コードの貸与を受けている必要があります。
  3. GTIN-8ワンオフキーは、当財団が事前に必要性などの審査を行い、認められた場合に限り取得が可能です。
  4. GTIN-8ワンオフキーを取得する事業者は、GS1 Japan Data Bankへ商品情報の登録が必要です。
  5. 既存の6桁のGS1事業者コード・短縮タイプは、2021年8月以降も、更新していただく限り変更なく利用できます。

*従来のGTIN―8用のGS1事業者コードの貸与ルール

(注3)ホームページより「標準タイプ・13 桁のバーコードを小さく印刷する方法」を参照願います。
https://www.gs1jp.org/code/jan/application_other/index.html