平成20年3月1日
流通システム開発センター 研究開発部
(経済産業省、平成19年度流通システム標準化事業事務局)
平成19年4月に公開した 「流通ビジネスメッセージ標準(ver1.0)」 をベースに平成19年度事業で検討を重ねた結果、将来のメッセージ統合を前提に、「流通ビジネスメッセージ標準 (基本形ver1.1)」 と、「流通ビジネスメッセージ標準 (生鮮ver1.0)」にバージョンアップします。
- 「流通ビジネスメッセージ標準」は、製(メーカー)〜配(卸売)〜販(小売)の流通3層を対象として、国内で一つのEDI標準とすることを目標にしていますが、卸売〜小売間の取引業務から作成に着手しています。
- 商慣行や業務プロセス(作業内容や手順)の違いを勘案し、業務プロセスごとに標準のEDIメッセージを策定します。業務プロセスが同じ場合には、業種・業態の違いによることなく、同じ標準メッセージを利用します。
- 流通ビジネスメッセージ標準は、こうした標準メッセージの集合体ですので、日本の流通業界で使用する唯一のEDI標準となります。
流通ビジネスメッセージ標準は、上記の「国内で1つのEDI標準の策定」の考え方の下、GMS/食品スーパー業界で主流の取引業務プロセスであるターンアラウンド型発注業務プロセスに基づいて策定された、EDI標準メッセージです。
- 今回の標準メッセージは、ターンアラウンド型発注を主に行っている総合スーパー/食品スーパー(日本チェーンストア協会及び日本スーパーマーケット協会の代表企業)と卸売企業が中心となり、検討・作成されました。今後、様々な業界における業務プロセスの“基本形”としての使用が想定されています。
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「ターンアラウンド型発注」とは、「行って帰ってくる」と言う意味であり、発注メッセージの情報の多くが出荷メッセージに転記されて小売業に帰ってくるという形の業態のこと。 |
- 平成19年度は、アパレル商材に対象を拡大した 「流通ビジネスメッセージ標準(基本形 Ver1.1)」 と、生鮮食品に対象を拡大した「流通ビジネスメッセージ標準(生鮮 Ver1.0)」をリリースします。なお、情報分析系の業務に利用するメッセージ(例:在庫報告、POS売上など)は、平成20年度に継続検討予定です。
日本の流通業界の一層の高度化及び効率化、すなわち“全体最適化”の実現のために、流通ビジネスメッセージ標準の積極的な導入をお願いします。
- 多くの企業の取り組み着手が、速やかな普及拡大、そして生産性の向上などの効果の創出をもたらします。
- 自社の取引業務に本標準を導入・使用される場合は、お手数ですが“登録”をお願いします。 “登録”は、サポート情報等を直接お伝えしたり、普及拡大の状況を把握するためにお願いするものです。また、情報サービス企業において本標準を採用したEDI関連商品・サービスを開発する場合も、登録をお願いします。
- なお、標準利用に際しては、標準化の意義をご理解いただき、メッセージ項目の定義等を改変することなく、ご使用ください。(取引先とのEDI導入検討時などにお困りの場合は(財)流通システム開発センターまでご連絡ください。)
メッセージ標準
メッセージ標準及び、XMLスキーマを公開準備中です。なお、メッセージは、生鮮発注、集計表作成、生鮮出荷、生鮮受領、生鮮返品の5メッセージになる予定です。
- 導入ガイドライン
(631KB) 流通ビジネスメッセージ標準を自社に導入しようとする企業の担当者向けに、準備すべき内容や手順等を説明する資料。なお、平成19年度版は公開準備中であり、現在は平成18年度版を掲載しています。
- 共通確認シートとマッピングシート
(77.6KB)
導入企業間で導入の前提となる事項を記入する共通確認シートと、既存EDIのデータ項目と流通ビジネスメッセージ標準のデータ項目の対応関係を記入するマッピングシート。なお、共通確認シートの平成19年度版は公開準備中であり、現在は平成18年度版を掲載しています。
- 流通ビジネスメッセージ標準(基本形 Ver1.1)と(基本形 Ver1.0)の互換性について
(82KB)
流通ビジネスメッセージ標準(基本形 Ver1.1)と、(基本形 Ver1.0)との互換性についての説明資料。
- 通信プロトコル利用ガイドライン
(1.29MB)
流通ビジネスメッセージ標準をインターネットを使用して送受信する際に必要となる、通信プロトコルやセキュリティに関する標準仕様やパラメータ設定の推奨値を説明する資料。
- ebXMLのひな型CPA
(133KB)
通信プロトコル ebXML MSのひな型となるCPA。通信プロトコル利用ガイドラインと、ひな型CPAに添付されているCPAテンプレートを説明書を参照して設定してください。
- 流通業界共通認証局証明書ポリシー
(823KB) 商品マスタデータ同期化と流通ビジネスメッセージ標準等の通信を安全に行うために利用する、証明書を発行する認証局が守るべき事項の説明資料。なお、証明書発行サービスを検討される企業は、事前にこちらまでご連絡ください。事務局より留意点等について連絡します。
流通ビジネスメッセージ標準(ver1.0)の利用登録のお願い
流通ビジネスメッセージ標準のXMLスキーマのご利用に際しては、まず登録をお願いします。登録情報は、①メッセージ標準の普及状況の把握(統計的な情報分析)と、②メッセージ標準に関するサポート情報等のご連絡のために使用します。下記「利用登録用紙」に記入のうえ事務局宛(scm@dsri.jp)に送付してください。折り返し事務局からXMLスキーマを電子メールに添付して送付します。
利用登録用紙
なお、登録の主旨をご理解いただき、事務局を経由しないXMLスキーマの展開などはなきよう、ご協力をお願いします。 |