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活動内容

金融EDI情報欄標準

金融EDIの活用について

現在、取引を行う企業間においては流通BMSなどのEDI標準を利用し、商品マスタや、発注~出荷~受領、請求、支払案内など商流情報に関する情報交換に関して、効率化・高度化が進んでいる。
しかし、”売掛金の消込”や”販促・奨励金の消込”などの業務は、実際に金融機関に入金された内容を基に行うため、現時点においては、独自の複雑な仕組みを構築し対応している企業が大半である。
各種消込業務は、金融機関よりEDIなどで入手可能な情報の中に取引内容等を盛り込むことで効率化が期待できると考え、利用者に開放されている”EDI情報欄”(全銀手順の固定長フォーマットでは20桁固定であったが、XMLスキーマによる金融の国際標準では140桁繰返し可能に拡張されている)を利用する方法で、実現に向けた検討を行ってきました。
その結果として、2018年度までに業界内で、売掛金の消込業務と販売条件・リベートの入金管理業務で使用する”EDI情報欄”の標準化をおこない、2018年12月に稼働したZEDI(全銀EDIシステム)に標準仕様として登録いたしました。

EDI情報欄の標準仕様