導入実態調査および普及活動にむけた取り組み
第1回運営委員会を開催
今年度の第1回運営委員会を8月4日午後に流通システム開発センター会議室で開催し、運営委員長の選任、今年度事業の進め方の検討を行った。
2014年1月に認証局サービス提供企業が「流通業界共通認証局 証明書ポリシーの改定」についてまとめ、CRを事務局から技術仕様検討部会に提出し、2015年2月26日に承認された。
承認されたCRは以下の様なものである。
これは、流通BMS利用者が使用する証明書ならびにCRLへの署名アルゴリズムを、新しいものに変更し、共通のセキュリティレベル(信頼性)を損なうことなく移行を行うものである。また、同様に問題となっている「SSLv3の脆弱性」などに関しても、今回のCR対応と同様に通知する必要が有ると決議された。
これらについて、流通BMSロゴマーク使用許諾企業に対し、現在の対応計画等の確認アンケートを実施し、確実に対応頂けるよう働きかける予定であることを報告した。
流通4団体の合同説明会(東京8月28日、大阪9月16日)の開催計画の他、日本チェーンドラッグストア協会のドラッグストアショーでのセミナーおよび協会で作成した導入プログラムについて、また、日本加工食品卸協会、卸研、生鮮取引電子化推進協議会の活動計画などを報告した。
7/16に開催した第1回普及推進部会で決定した下記の重点活動について説明した。
①正会員の活動に対する支援
②導入ガイドブックの作成と普及活動
③標準順守の徹底
④NTTのIP網への移行計画の周知
今利用しているレガシー手順(JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順)が利用できなくなる可能性が高いこと、また、システムリースを考えると既に検討を始めておかないといけないことなどを②の活動と併せて周知していく。
⑤導入実態調査
2年に一回行っている調査を今年度も実施し、普及活動につなげていく。
⑥その他
など