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報告・レポート

株式会社トライアルカンパニーが取引先説明会を開催
~流通業界の全体最適化への協力を呼びかけ~

 株式会社トライアルカンパニー(本社:福岡県福岡市)は2016年6月17日に福岡、27, 28日に大阪、29日に東京、30日に札幌で、流通BMSの導入に伴う説明会を開催した。主な出席者は現在JCA手順を利用している取引先となる。説明会では、当協議会からも10分ほど、流通BMSの概要と最新状況の説明を行った。
 説明会でははじめに、情報戦略部 物流戦略室の國吉室長より、流通BMS導入の目的として、流通業全体で30兆円強にもなっている流通のムダ・ムラ・ムリを解消することを挙げ、流通業界全体の最適化への協力を呼びかけた。
 続いて、流通BMS協議会より、流通BMSの概要と最新状況について説明したのちに、システムを担当する株式会社ティー・アール・イーのシステム企画部 烏山課長よりNTTの公衆回線網移行という導入の背景と、業務効率化という目的を説明した後、より具体的な、メッセージ種や伝票、移行スケジュールなどの説明がなされた。
 トライアルカンパニーでは「発注」「出荷」「出荷梱包(紐付けあり)」「受領」「返品」「請求」「支払」の7メッセージを採用し。また納品明細書の標準フォーマット(Aタイプ)も利用している。2016年9月より本格展開を開始し、2019年2月までに移行を完了する予定だ。


(株)トライアルカンパニー
國吉物流戦略室長

会場風景(東京会場)