GS1事業者コード・JANコードとは

GS1事業者コードとは

GS1事業者コードは、国際的な流通標準化機関であるGS1(ジーエスワン)が定める国際標準の識別コードを設定するために必要となるコードです。国際的にはGS1 Company Prefixと呼ばれ、日本では最初の2桁が「45」または「49」で始まる9桁または7桁の番号です。

GS1事業者コードは、事業者からの登録申請を受けて、当センターが事業者に貸与しています。
(※当センターは2012年4月より「JAN企業コード」の名称を「GS1事業者コード」へ変更しました。)

GS1事業者コードは、さまざまな番号を組み合わせることで、各種のGS1識別コードを作成することができます。GS1事業者コードに商品アイテムコードを組み合わせれば"JANコード"(GTIN)、ロケーションコードを組み合わせれば"GLN"となります。GS1識別コードの中で、最も普及しているものはJANコードで、日本を含めた世界100ヶ国以上で共通商品コードとして流通情報システムの重要な基盤となっています。

GS1事業者コードの登録状況

日本におけるGS1事業者コードの登録事業者数は、1979年に当センターが登録を開始して以来増加を続けています。主にスーパーやコンビニで販売する商品に必要なJANコードですが、近年はJANコードを利用して商品管理・販売管理を行うネット通販サイトにおける利用が進み、音楽CDを販売する個人や、農産物を販売する農家などが、GS1事業者コードを登録する例が増えています。今後もますますGS1事業者コードの登録が増加することが予想されます。

JANコードとは

JANコードは「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別番号です。
JANコードは、商品のブランドを持つ事業者が、当センターから貸与された「GS1事業者コード」を用いて、商品ごとに設定します。
通常、バーコードスキャナで読み取れるように、JANシンボルというバーコードシンボルによって商品パッケージに表示されます。

JANコードとJANシンボルは世界共通の仕組みであり、多くの国で使用されています。
JANコードは日本国内での呼び方です(JANとはJapanese ジャパニーズ Article アーティクル Number ナンバー の略)。
国際的にはEAN(European ヨーロピアン Article アーティクル Number ナンバー )コード、あるいは、GTIN ジーティン -13、GTIN-8と呼ばれます。(「GTIN」参照)

JANコードの体系

JANコードには、標準タイプ(13桁)と短縮タイプ(8桁)の2つの種類があります。
標準タイプ(13桁)は、GTIN-13、短縮タイプ(8桁)はGTIN-8と呼ばれることもあります。
JANコード標準タイプ(13桁)は、①GS1事業者コード(9桁または7桁)、②商品アイテムコード(3桁または5桁)、③チェックデジット(1桁)で構成されています。

ソースマーキングとインストアマーキング

一般的な商品に対して印刷されるJANコードは、商品メーカーなどによって、製造・出荷時に商品包装に対してJANシンボルが印刷されます。これを「ソースマーキング」と呼びます。上記の「JANコードの体系」はソースマーキングにあたります。
これに対し、製造・出荷段階でJANシンボルを印刷できない商品(量り売り商品、生鮮食品等)を、POSシステムで商品管理をするため等に、小売業にて印刷されるものがあります。これを「インストアマーキング」と呼びます。
インストアマーキングのコード体系は、下記のとおりとなっています。

  コード体系 対象商品
PLUコード ソースマーキングされていない一般商品・雑貨等
NonPLUコード 生鮮食品のような計量する商品で、価格が個々に異なるものに使用されることが多い。

注1:F1、F2の「プリフィックス」は「20~29、02」を使います。
注2:価格の桁数は一例です。

※PLUとNonPLU
PLUとは、Price Look Up (プライスルックアップ)の略です。JANコードの番号に対応する形で、予め商品の売価をPOSシステムの商品マスタデータベースに登録し、商品に表示されているJANシンボルをスキャナで読み取った際に、商品マスタデータベース上の売価を検索し、POS端末で表示・処理する仕組みです。  これに対し、NonPLUの場合は、JANシンボルの中に売価を表示し、JANシンボルを読み取った際に、その金額を直接表示する仕組みとなっています。

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