GS1との関係
GS1の概要 −世界の流通標準化機関−
1977年、ヨーロッパ12ヵ国の流通業界とコード機関によって、国際EAN協会の前身となったEAN協会が創設されました。当センターは、創設の翌年に加盟が認められた創設メンバーに次ぐ古いメンバーです。
2002年11月、米国の流通コード機関であるUCCとカナダの流通コード機関であるECCCが国際EAN協会に加盟したことにより、同協会が、名実ともにグローバルな流通標準化機関になりました。
これを受け、2005年1月、国際EAN協会の組織名も“GS1”に変更され、新たなGS1体制がスタートしました。
GS1の加盟機関(MO)は、国・地域を代表する流通コード機関で、現在、100以上の国・地域が加盟しています。
GS1では総会(通常5月)とフォーラム(通常2月)をそれぞれ年1回開催し、事業計画や予算、新規加盟、規約改正などGS1の重要事項を審議しています。
また、総会から委任された事項、その他GS1の業務運営に必要な事項を決定する理事会(MB)が設置されています。理事会は定員30名で流通業、製造業、標準化機関の立場と世界の地域割りから均等に選出され、任期は3年です。当センターの専務理事は1991年より継続してGS1理事に就任しています。
GS1の事務局本部は、ベルギーのブリュッセルにあります。
GS1 Japan −流通標準本部が対応−
GS1関係の業務を担当する各加盟流通コード機関の名称が統一され、当センターでも2005年1月、センター内に流通標準本部を設置しました。同本部がGS1 Japanとして活動しています。
流通標準本部には、流通コードサービス部と国際部の2つの部が置かれています。流通コードサービス部の流通コード業務課がJANメーカーコード、GLN企業コードなどのコード付番管理を行い、国際部GS1グループがGS1関係の業務一般を取り扱います。
加盟機関の名称は、“GS1”の名称の後に英語によりそれぞれの国名を付けたものに統一されました。ロゴも、統一ロゴに国名を付けたものを使用することになりました。
GS1の下での標準化作業 −GS1システムをベースに−
GS1は、急速に進む情報通信技術(IT)の進展と多様化するユーザーニーズを踏まえ、GS1システムをベースに、下記に示すようなさまざまな流通標準の策定、普及を行っています。
識別コード
データキャリア
その他の流通標準
標準化作業はGSMPで −ユーザーの声を反映し作業−
GS1はGS1システムに基づいて流通標準化の作業を行いますが、その仕組みをGSMP (Global Standard Management Process) といいます。
GSMPの原則は、(1)ユーザー主導であること、(2)検討過程がオープンであること、(3)ビジネスニーズに即していること、(4)グローバルであること、などとなっています。
GSMPでは、ユーザー企業などからの流通標準の新設や既存標準の変更要求をCR(Change Request)と呼び、その提出が標準化作業の起点となります。
現在、GSMPには多くのユーザー企業や各国の流通コード機関のメンバーが参画しています。迅速な作業が要求されるため、検討テーマ別に、実際に集まって会議を開くほか、電話会議、電子メールなど多様な形で議論が進められています。我が国からも、ユーザー企業や当センターの研究員が議論に参画しています。
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